ギックリ腰は重症な腰痛や急性の腰痛と言われますが、全身の筋疲労からきます。
このコンセプトを間違わなければ、施術は難しく無いはずです。
ただ、椎間板ヘルニアの増悪期で髄核がぐぅーっとおさえられ灼熱感のある方や
坐骨神経痛の急性増悪期の方などには結果はでません。むしろ増悪させる可能性
が高いです。
全身の筋疲労なのか急性の神経性のものか見分けなければなりません。
鑑別方法は簡単で
①筋肉や筋膜に押圧し強制的に筋肉や筋膜の長さを出したところで、一定の動きをして頂
きます。その時に、痛みの増悪または軽減の変化がある事。
②ギックリ腰になる前後で、ハードワークをするなどの疲労所見。
①・②の所見が得られたならば、全身の筋疲労からくるギックリ腰であると判断し、施術
します。この鑑別さえ間違っていなければ、自ずと結果は出ます。